肘から下のトリートメント。手のひらや甲の反射区（各器官や内臓につながるといわれる末梢神経の集中個所）を手・指・指の関節を使ってくまなく刺激していきます。反射区が多く集まる手のひらは、身体の中で頭部を表す部位になります。手のひら固くなったり痛みを感じる部分、これが身体の不調や疲れにつながっている反射区になります。これらの反射区を刺激することで、各臓器や器官に働きかけていくのです。

ハンドリフレクソロジー（手のつぼ）は、フットリフレクソロジー（足つぼ）よりもリラックス効果が高いと言われています。刺激の強さも、足裏の「痛気持ちいい」に対して、手は「気持ちいい」くらいがちょうど良いと言われます。手のひら反射区への「気持ちいい」刺激により、副交感神経系を優位にし、たかぶった神経を鎮めることができます。具体的には、「脳内のリラックス波が出やすくなり、緊張した筋肉が緩みやすくなる」「上半身のコリもほぐれやすくなる」「リラックス効果が高まり、睡眠の質が改善される」などの効果が期待できるのです。